2016年1月2日土曜日

Buffalo WLI-U2-G144N を入手

インターネット・オークションにて、バッファローの無線 LAN アダプタ WLI-U2-G144N を入手しました。

今回入手したバッファロー WLI-U2-G144N です。

概要

三本アンテナが三方向に伸びる UFO 型の無線 LAN アダプタです。ネット上に本機についていくつか掲載されている情報によると、三本のアンテナのうち、二本が本当のアンテナで、残り一本はダミー(飾りのアンテナ)となっているようです。

USB ソケットのある場所のアンテナがダミーらしいです。

そして無線 LAN チップに Marvell 社のものを使用しているようで、Linux ネイティブのドライバが存在していないようです。Marvell 社のチップは無線 LAN チップに限らず多くの製品で Linux に対応していないようです。

NdisWrapper でインストール

Linux  ネイティブのドライバが存在しないため、WindowsXP 用のドライバを使用して NdisWrapper で動作させてみました。

WindowsXP 用のドライバは、バッファロー公式ウェブサイトのダウンロード・ページにある Buffalo Wireless LAN Driver Disk Ver.10.52 のものを使用してみました。

ドライバを解凍したディレクトリ内を grep 検索で WLI-U2-G144N の文字列を探してみたところ、U2G300N のディレクトリ内にある NETUG300.inf に存在しました。そこでこの NETUG300.inf を NdisWrapper へインストールしました。
# cd wdrv-1052/U2G300N/
# ndiswrapper -i NETUG300.inf

WLI-U2-G144N をパソコンの USB ポートへ接続してドライバがロードされているか確認しました。
# ndiswrapper -l
netug300 : driver installed
                device (0411:00CA) present

動作確認

WLI-U2-G144N のドライバが NdisWrapper に読み込まれていることを確認したうえで、無線 LAN の設定を行おうとしましたが、出来ませんでした。 iwconfig や ifconfig のコマンドで WLI-U2-G144N が無線 LAN デバイスとして認識されていませんでした。
残念ながら現時点での NdisWrapper では、 WLI-U2-G144N は対応していないようです。


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