2015年7月12日日曜日

JTAG 用 WIGGLER ケーブルを製作

ようやく部品を集めた JTAG 用 WIGGLER ケーブルを製作しました。WIGGLER ケーブルの接続図は下記のウェブサイトのものを参考にしました。
Buffered Cable, Wiggler [OpenWrt Wiki]
http://wiki.openwrt.org/doc/hardware/port.jtag.cable.buffered

製作中の WIGGLER ケーブルの様子です。
製作中の WIGGLER ケーブルの裏面の様子です。

格闘すること数時間の末、ようやく完成しました。

出来上がった直後の WIGGLER ケーブルです。
まだこの状態では間違えがありました。
製作した WIGGLER ケーブルの全体です。
ワニ口クリップは 3.3 ボルトの電源を受けるためのものです。

いきなり無線 LAN ルータに接続するのではなく、このケーブル単体で 3.3 ボルト電源を接続して、ショートなどの致命的な間違えがないことを確認しました。

そして無線 LAN ルータに接続して動作確認を行いました。やはり一度目では動作しませんでした。蛇の目基盤から引っ張りだしたケーブルとコネクタの位置関係が間違って接続されているなどの間違えを発見しては、その都度修正しました。

そしてプローブテストで無事プロセッサなどの情報が読み取れるようになりました。WHR2-A54G54 などのかつて JTAG でフラッシュメモリのバックアップを行った実績のある機種にて、バックアップを二回行なって、バックアップされたデータのハッシュを計算した上で、同じ値であることを確認しました。

動作確認中の WIGGLER ケーブルです。

どうも JTAG 用 WIGGLER ケーブルは完成したようです。 4MB のフラッシュメモリの全体のバックアップには 1 時間ほど時間が必要でした。抵抗器のみで構成された DLC5 タイプのケーブルと WIGGLER ケーブルのデータ転送速度はほとんど同じでした。

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