2015年7月3日金曜日

Buffalo BBR-4MG の分解

無線LANルータの詰め合わせセットの中にあった バッファロー BBR-4MG 有線 LAN ルータを分解してみました。

今回入手したバッファロー BBR-4MG です。

BBR-4MG には、初期型と内部が一新した V2 型の二つが存在しているようです。どうもラベルの表示からすると初期型のようです。

BBR-4MG の背面の様子です。

筐体側面の二箇所にあるネジを外すと、筐体を開くことができました。写真のようにプリント印刷基盤が裏返しの状態で筐体の中に収まっていました。

BBR-4MG の筐体を開いたところです。

プリント印刷基盤の表面の様子です。搭載されている部品の様子からも初期型のようでした。初期型には有志の手によるファームウェアが公開されていることもあり、今後ファームウェアのインストールなどで遊べそうです。

BBR-4MG のプリント印刷基盤です。

そしてとんでもないものを発見しました。1500μF/6.3V の電解コンデンサの頂上に亀裂のような凹みを発見しました。このまま放置しておくと今後障害が発生する可能性もあるため、電解コンデンサを交換することとしました。

電解コンデンサの頂上が鋭く凹んでいます。

手持ちのコンデンサで大きさと容量が近い 1000μF/10V の電解コンデンサと交換することとしました。本当はもっと容量の大きいもの交換したかったのですが、筐体に収まりそうになかったので、この電解コンデンサと交換することとしました。

左側が破損していた電解コンデンサです。
交換した電解コンデンサです。

電解コンデンサの交換の後、筐体に収まるか確認してみたところ、この電解コンデンサの凹みの原因が判明しました。筐体の内側に形成されている通風口のデザインで鋭角に飛び出している部分に電解コンデンサの頭が押しつぶされてしまったようです。どうもどこかでこの筐体の側面に強い圧力が加わって、電解コンデンサの頂上が破損してしまったようです。

筐体の内側の出っ張っている部分と電解コンデンサが干渉していました。

そこで筐体の特に出っ張っている部分を少し削り、電解コンデンサに接触し難くしてみました。

黒く着色してある部分が削ったところです。


今回は電解コンデンサの交換作業で作業を終了しました。今後、シリアルコンソールへアクセスを試みて、そしてファームウェアのインストールなどを行なってみたいと思っています。

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