2015年1月24日土曜日

OpenWrt において国コード(region)の設定の仕方

以前より OpenWrt をいろいろな無線 LAN ルータへインストールを行ったことがありましたが、いまいち使い勝手の悪さから DD-WRT や Tomato のファームウェアを使用することが多かったです。この私が感じていた使い勝手の悪さの一つに国コード(region)の指定方法が解らず、無線 LAN のチャンネルが 1 から 11 チャンネルに制限されていました。この国コードの設定方法が解れば日本国内で使用出来る 1 から 14 チャンネルが使用出来るはずでした。この設定が永く解りませんでした(涙)。

今回、この国コードの設定方法が判明して、ようやく 1 から 14 チャンネル(IEEE 802.11 g を使用するときには 1 から 13 チャンネルまでです)を使用することができるようになりました!

今回国コードを設定したのは FON2201E に導入した OpenWrt 8.09.2 (Kamikaze) のファームウェアのものです。

OpenWrt 8.09.2 を導入してある FON2201E へ国コードを設定しました。

OpenWrt のブラウザ画面(初期値の場合 192.168.1.1)からの設定可能です。

OpenWrt の WIFI 設定の画面です。
Country Code へ 40 を追加します。

ブラウザで設定画面を開いた後、[Administration] モードへ切り替えます。そして [Network] - [WIFI0] の画面へ移行します。

この画面の中で [Additional Field] の項目で [Country Code] を追加します。そしてこの中に [40] の値を設定します。ここの [Country Code] の項目は、使用している無線LANチップのメーカによって異なります。Fon2201E に搭載されている Atheros 社のチップの場合には、日本の国コードが16進数の 40 (0x40)となります。Broadcom 社のチップの場合では [JP] となるようですが、まだ確かめていないため本当にそうなのか?不明です。

この設定を行った後、Fon2201E を再起動させてみると、チャンネルの選択項目の中に 1 から 14 チャンネルが現れるようになりました。今回は自宅環境で他の無線 LAN アクセス・ポイントと干渉しない 13 チャンネルを設定しました。これで無事に 13 チャンネルで通信ができました。

参考URL
http://madwifi-project.org -- Countrycode --
http://madwifi-project.org/wiki/UserDocs/CountryCode

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。