2014年11月4日火曜日

ThinkPad 130 のキーボード交換

F4 キーが破損していた ThinkPad 130 のキーボードを交換しました。

インターネット・オークションにて安価に落札してきました。ただし ThinkPad 130 用ではなく、ThinkPad i 1200 用です。ThinkPad 130 と ThinkPad i 1200 は、兄弟機のような関係で、筐体の色や型番以外のところは同じもののようです。そこで故障している F4 のキートップを移植する方法ではなく、そのまま交換することとしました。

F4 キーが破損している ThinkPad 130 の破損箇所の様子です。
キートップやパンタグラフは存在するのですが、メンブレンスイッチを押す導電性ゴムキャップが欠損しています。

これが今回入手した ThinkPad i 1200 のキーボードです。安価のためか、全く掃除が行われていないものでした。私にとってはこの汚れたキーボードの方が掃除のし甲斐があり、嬉しいところです(笑)。

今回入手した ThinkPad i 1200 用のキーボードです。

キーボードの掃除は基本的にエアーダスターを使ってキーボードの隙間のホコリを吹き飛ばした後、水分を含ませた刷毛でひたすらキートップの表面や隙間を掃除するだけです。こびり着いている汚れはアルコールを垂らして、水分を含んだ刷毛で掃除することを繰り返します。基本的にこれで殆どのキーボードを綺麗にしてきました。

掃除をする前のキーボードの様子です。
掃除後のキーボードの様子です。

さてキーボードの交換ですが、電源ボタンがある部分のパネルを最初に剥がします。奥の部分に三箇所の爪があるので、これをそっと外すと、手前側にある三箇所の爪を奥方向へ移動させながら抜く形となります。今回入手したキーボードではこのパネルの爪が全て折れていました。どうやらパネルの取り外し方法を理解していなかった人が取り外しを行ったようです。

印刷が異なる電源ボタン周りのパネルです。
手前の ThinkPad i 1200 のものは手前の三箇所の爪が折れていました。

さて取り外したキーボードの裏側にあるラベルを確認してみると、やはり両者とも同じ型番のキーボードでした。それも同じタイ製でした。

ThinkPad 130 からキーボードを取り外したところです。
どちらも同じ型番のキーボードでした。

新しいキーボードへ取り替えて、キーボードの動作確認をしてみました。ビデオ画面がちゃんと表示できる Puppy Linux 4.3.1 (2012) を使用して、メモ帳でキーボードから入力される文字が表示されることを確認しました。

Puppy Linux 4.3.1 (2012) で、キーボード入力テストを行なっているところです。

動作確認が出来たところで、最終的に電源ボタン周りのパネル(ThinkPad 130 用)を取り付け、キーボードのネジも固定しました。

全く同一型番のキーボードを交換して、F4 キーが復活した ThinkPad 130 です。

交換して残ったキーボードですが、ゴミとなるので廃棄したいところですが、最近インターネット・オークションに出品される古い ThinkPad は、キートップが欠落しているものも多いため、今後のために保管しておくこととしました。しかしだんだんと修理用の部品が増えているので、保管方法に頭を悩ませています(笑)。

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