2014年10月15日水曜日

ThinkPad T30 のハードディスクの蓋を修理

以前から気になっていた ThinkPad T30 のハードディスクの部分を塞ぐプラスチック製部品のひび割れを修理しました。

ThinkPad T30 のハードディスクの蓋のひび割れ。

ThinkPad T30 のハードディスクの蓋の構造的な問題なのでしょうか? ハードディスクを引き出すとき、この蓋の端を掴んで引き出すようになるのですが、このとき引き出し易いハードディスクを固定するネジの部分を強く引き出してしまいます。この時このハードディスクを固定するネジの部分に大きな力が加わり、この蓋に負担を掛けてしまっているようです。

また引き出す引っ掛かりがある部分からハードディスク本体までの構造がカタカナの「コ」の字型に曲がったもので連結されるようになっていて、引き出すときに直接力がハードディスクに掛からず、一旦この蓋の部分が引き受けてハードディスクへ力が加わるようになっています。

どうもこのような構造になったのは、マシン本体が転落などをしたときに、直接筐体の変形する力がハードディスクへ掛からないようにするためのものではないかと想像しています。

さてここに発生したひび割れの修理ですが、このプラスチックがどうも ABS 樹脂ではないかと思われたため、プラモデル用の接着剤で修理してみました。

プラモデル用の接着剤を使って修理しました。
いつものエポキシ接着剤ではありません。

ただ直接破断面をつなぎ合わせるだけでは、ハードディスクを引き出すときに再び同じ場所に力が加わり同様にヒビが入ってしまう可能性が高いと思われました。

そこで裏側に補強のプラ板(1.2 ミリ厚)を当てて、一緒に接着することとしました。当板のプラ板は、マシン本体の中の部品と衝突しない大きさにしました、結局写真のように 1.2 ミリ厚のプラ板を 1.2 ミリ幅に切り出したものを使いました。

プラ板を補強材に使って破断面を接着しました。
金属部品の端から蓋の端までを補強しています。

これと一緒に同じプラ板の切り端を使って、引き出すときに使う引っ掛かりを設けました。今まではハードディスクを固定するネジ穴のところからハードディスクを引き出していたために、このヒビ割れが発生した端だけに力が加わっていました。この引っ掛かりは写真のように蓋の中央部の下の部分に接着して、蓋の中央部分からハードディスクを引き出す力を加えるようにしました。

ハードディスクの蓋の部品の中央部に引き出しのための引っ掛かりを設けました。

これで随分とハードディスクが引き出しやすくなったように思いました。またハードディスクを固定するネジの部分に力を加えないためにひび割れの可能性が低くなったと思われました。

ハードディスクの蓋を本体に取り付けた様子です。
白い部品なので、ハードディスクを引き出すときの目標にもなります。
蓋の端にあったハードディスクの固定ネジ穴の部分で引き出すより、中央部分の方が引き出し易いです。


0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。