2014年10月29日水曜日

富士通 ESPRIMO D3260 は、結局 自宅サーバへ

昨日入手したばかりの 富士通 ESPRIMO D3260 はデスクトップ・パソコン(Debian Wheezy Gnome3)として使用を開始しました。しかしいろいろと面倒な不具合が発生していることを発見して、いろいろと対策をしてデスクトップ・パソコンとして使い続けるよりは、ビデオ画面に関係なく動作する自宅のサーバへと転向させることとしました。

ハードディスクを交換して、自宅サーバとして動作しているか確認しているところです。

どうも Debian Wheezy では、SiS671 チップセットの内蔵ビデオ用のドライバに xserver-xorg-video-sis が使用されているようです。この xserver-xorg-video-sisは、xf86-video-sis を Xorg 用にビルドしたもののようです。殆どオプションが存在しないのですが、いくつか設定してみましたが、マウスカーソルの消滅や VLC の画像フリーズには対応できませんでした。

なお Puppy Linux 5.7.1 では問題はありませんでしたが、ビデオドライバに vesa ドライバを使用していて、明らかに画面の動きが遅いことが気になりました。vesa ドライバを使ってまでデスクトップ・パソコンにする必要性はないと判断しました。

vesa ドライバを使用しない手段として、定評のあるビデオカードを入手して、SiS671 のビデオ回路を使用しない方法も考えられましたが、音声がモノラルで出力されるなど、その他にも SiS671 を原因とする不具合が発生することもあるため、デスクトップ・パソコンとして使用することを諦めました。幸い我が家では自宅サーバ類が存在しているため、この自宅サーバのうち、一番の重責を担っているサーバとマシンを入れ替えることとしました。

ただ問題は、主たる自宅サーバは FreeBSD のシステムで構築されていて、今までのようにインテル主体のチップセットのマシンと同様に稼働するかどうかが心配なところです。

とりあえずハードディスクを新しい ESPRIMO D3260 へ装着して、動作確認を行なってみました。イーサネット用チップなども Broadcom のものを使用していることもあり、とりあえず全く設定を変更することなく稼働をしています。

一番心配な点は、 Silicom Image の Sil シリーズの SATA コントローラのように通常は動作するのですが、ハードディスクへの読み書きが輻輳するような状態になるとエラーを発生するような事態にならないことを期待するばかりです。しばらく、この FreeBSD で構築された自宅サーバで運用して結果を判断したいと思います。

自宅サーバとなった D3260 (右)と、従来から運用している PT2 サーバの D5210 (左)です。

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