2014年9月6日土曜日

ThinkPad A22m は ADP3421 を交換へ

昨日分解をした ThinkPad A22m ですが、その後システムボード上にあるチップ型の電解コンデンサの通電検査などを行なってみましたが、どうも問題がないようです。

結局のところ原因は判りませんでした。

ネット上をいろいろと検索していると、この ThinkPad A22m の他、ThinkPad A20 シリーズでよく使われているアナログデバイス社の DC-DC コンバータ ADP3421 の故障によっても電源がすぐに切れてしまう症状が発生するようです。そしてこの ADP3421 を交換することによって復活した事例もあるようです。

そこでこの ADP3421 を交換してみることとしました。現在この ADP3421 を通販で注文したところです。注文先は、あの ThinkPad を専門に取り扱う中部ノートセンター(株)です。この ADP3421 を補修パーツとして販売をしているところをみると、それなりに需要があることを示しているようで、その分この ADP3421 の故障も多いのだと思われます。

この ADP3421 が到着したところで、交換を行って復活するかどうかを判断してみたいと思っています。

ThinkPad A22m に搭載されていた ADP3421 チップです。

--- おまけ ---
ご存知の読者さんも多いことと思いますが、ご存知ない読者さんへの注意事項です。電解コンデンサがショートモードで故障しているかどうかをテスターを使って確認するときの注意事項です。

抵抗測定の1オームのレンジに合わせて電解コンデンサの両端を計測すればよいのですが、ここで注意することは、マイナスの端子側が内蔵電池のプラスとなっていることに注意する必要があります。このため電解コンデンサのプラス電極にはテスターのマイナス電極を接触させるようにします。同様に電解コンデンサのマイナス電極にはテスターのプラス電極を接触させます。

多くのテスターで抵抗値の測定モードに設定すると内蔵電池のプラス極がテスターのマイナス極に通じるようになっています。

参考の写真では、左手のテスターのマイナス電極(黒色)を電解コンデンサのプラス極へ接触させています。
黒いマイナス電極を電解コンデンサのプラス極へ接触させます。

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