2014年6月22日日曜日

ThinkPad R31 へ Debian Wheezy Xfce をインストール

先日 ThinkPad X31 へ Debian Wheezy の LXDE をインストールして、非常に快調だったため、今回 ThinkPad R31 にも Debian Wheezy をインストールしてみました。今回デスクトップは LXDE ではなく、Xfce をインストールしてみました。Xfce にした理由は特になく(笑)、ただ単純にしばらく Xfce を使っていなかったので興味本位でインストールしてみたものです。

Debian Wheezy Xfce が起動した ThinkPad R31 です。

インストールそのものは時間が掛かりましたが順調に終了しました。

しかし問題はその後で、起動途中で画面が真っ黒なまま停止してしまうのです。通常起動の他、シングルユーザーモードでの起動も出来ませんでした。そう言えば、以前にも Puppy Linux などでも ThinkPad R31 で苦労した記憶がありました。

問題は Intel 82830 のオンボード・グラフィックスでした。かつてより多くのブログなどで紹介されている問題でした。
参考URL
Intel 82830 CGC (830m) graphics fix for Ubuntu Lucid 10.04 just might work for your Intel video chip, too
http://blogs.dailynews.com/click/2010/02/11/intel-82830-cgc-830m-graphics/

とりあえず GRUB2 起動プロンプトで編集することで、無事起動させることができました。GRUB2 の起動画面で e キーを押して編集モードに入ります。そして以下の部分に次のビデオモードの設定を入力します。
i915.modeset=0
GRUB2 の編集画面で文字を強調している部分へ i915.modeset=0 を入力します。

これで起動を確認した後、GRUB2 を編集して、起動の度に起動プロンプトを編集しなくてもよいようにします。

/etc/default/grub のファイルを編集します。
GRUB_CMDLINE_LINUX=""
     ↓
GRUB_CMDLINE_LINUX="i915.modeset=0"

GRUB2 の設定ファイルを編集した後、GRUB2 へ反映させます。

特権ユーザに昇格した後、次のコマンドを実行します。
# update-grub

以上で GRUB2 の設定は修正されて、次回から正常に起動できるはずです。


無事起動することができるようになった ThinkPad R31 の Debian Wheezy Xfce 上で、使いやすいように設定を見なおしているところです。

とりあえず気になっていた日本語入力の UIM のツールバーを入れ替えました。現在 im-config がインストールされているのですが、im-config が uim-pref-gtk3 を使います。この uim-pref-gtk3 の動作がいまいち変なのです。文字入力モードでアイコンが切り替わらないなどです。そこで uim-pref-gtk を使用する im-switch に入れ替えることとしました。aptitude で im-switch をインストールを試みると、自動的に衝突する im-config をアンインストールすることを尋ねてくるので、Y キーでそのままインストールを続行すると、im-config から im-switch へ入れ替えてくれます。
# aptitude install im-switch

その他ツールバーなどの設定を見なおしている途中です。しばらくこの ThinkPad R31 で遊べそうです。


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