2012年1月9日月曜日

残っていた Lenny マシンを Squeeze へ

連休ということもあってずっと棚上げにしてきた debian lenny なマシン5台を squeeze へアップグレードしました。

手順は以前行ったときと同じ方法です。

しかしそれぞれ微妙に環境が違うためか、一律にアップグレードすることができず、少しずつ違った場所での問題を抱えてのアップグレードとなりました。しかしなんとか予定していたすべてのマシンを squeeze へアップグレードさせました(バンザーイ)。

しかし以前から squeeze にして気になっていることを何とかしなくてはならなくなり、一所懸命解決策を模索しました。


気になっていた その点1:
シャットダウンのときプッ!とブザー音(ビープ音)がしてしまうこと。

これってマシンによって音量の大小がさまざまで気にならないものもあれば、どきっとさせられるものもあります。これを何とかしました。

debian の公式の参考ページには PC のスピーカーケーブルを抜け!と冗談めいたことも書かれていました(笑)。そのほか自分のディレクトリの中に ~/.inputrc を作ってそこにブザー音を抑制する記述をするものもありましたが効果がありませんでした。

ただここに大切なヒントがあって、カーネルモジュールの pcspkr.ko でブザー音を鳴らしていることが判明しました。そこでこのモジュールがマシンの起動時に読み込まれないようにブラックリストへ追加しておきました。
/etc/modprobe.d/blacklist.conf の最終行へ
blacklist pcspkr を追加しました。

これでシャットダウン時にブザー音がならなくなりました。


気になっていた点 その2:
gnome-terminal から他のマシンへ ssh ログインするときに「パスワードを入力して秘密鍵を解除して下さい。」とダイアログボックスによる問い合わせがあることです。



このダイアログボックスの下部にロックを解除したままにしておくためのチェックボタンがあるのですが、すべて無効になっていて有効にすることができませんでした。

これを有効にするには「システム」>「システム管理」>「ログイン画面」の中の「アクセシビリティ」にある「アクセシビリティ機能を有効にする」のチェックボタンをオンすれば秘密鍵のダイアログボックスの下部のアンロックを有効にするチェックボタンをオンにすることができました。


気になっていた点 その3:
gnome-terminal を終了するときに終了の問い合わせのダイアログボックスが表示されることでした。

これは「アプリケーション」>「システムツール」>「設定エディタ」で設定することができました。

apps > gnome-terminal > global > comfirm_window_close にあるチェックボックスをオフにすれば問い合わせはなくなりました。


まだ他にも気になる部分はありましたが、とりあえずこれで毎日の作業が気持ちよく出来るようになりました。

今日から本格的に debian squeeze へと移行しました!


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