2011年4月6日水曜日

UFRaw を使ってみました

今日はパソコンの分解の後、満開が近付いたソメイヨシノの桜を眺めに出かけてみました。

例年であれば自宅近くの桜並木には小さな子どもを連れた母親たちで賑わっているのが見られたものですが、今年は事情が違うようです。やはり放射能の飛散を心配しているようで小さな子どもたちの姿を見掛けることはありませんでした。いくら政府は放射能が安全と強弁をしても所詮何の保証もなく、ころころと変わる政府の方針をそのまま信じるほど国民はバカではないことを知ってほっと安心している次第です。

せっかく出かけた桜見物ですのでじっくりとデジカメで撮影をしてきました。例年であれば夜の花見で場所取りのために敷かれたブルーシートが構図を決めるのに邪魔になるところですが、今年はブルーシートは無く何の心配もありませんでした。写真愛好家にとっては今年の桜は意外とチャンスかもしれません。

使用したデジカメは古いものでニコンの CoolPix E5400 というものです。今となっては貧相な500万画素のものです。二回もニコンの修理サービスに出しながらも現役として未だに使っているデジカメです。

ズームレンズの望遠側はボケボケの絵となってしまうのが残念ですが広角側はシャープな絵が得られるのでほぼ広角専用として使用しています。

せっかくの桜だったので raw (.nef) データで撮影をしてみました。jpeg の最高画質でも何ら問題はないのですが気分的なもので raw データでも撮影をしてみたくなってしまうものです。

その raw データをいわゆる現像処理を Linux で使用できる UFRaw で行ってみました。

以前は DCraw などを使っていましたが現像結果が思わしくなく実用的に使用することができませんでした。しかし UFRaw は意外とよい結果が得られました。さすがにニコン純正の Nikon View (Windows 版)など比較すると足元にも及びませんませんが、これからが期待できるものと思いました。

これは UFRaw を起動させて現像するファイルを開いた状態です。この状態である程度の加工を施して jpeg ファイルなどに現像することが出来るようになっているのがとても便利だと感じました。


とりあえず開いてみた感じでは画面全体が暗いものとなっていたのでガンマ補正のスライダーを動かして調整してみました。Windows 版の Nikon View と同じ程度の明るさになったところで保存をしてみました。これがその UFRaw で現像して gimp で画像を縮小したものです。


これが Windows 版の Nikon View で現像したものを gimp で画像を縮小したものです。さすがにニコン純正のものは落ち着いたよい感じの絵柄となっています。個人的には華やかさはパソコン上でいくらでも加工出来るのでそのベースとなる画像は地味でも絵となる情報がしっかり詰まった感じでデータが保存されているニコンの製品が好きなところです。

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