2011年3月26日土曜日

いまさらながら canna をインストール

先日ハードディスクを交換したウェブサーバー(システムは FreeBSD )には大昔に canna をインストールしてあることを思い出しました。そこで canna-server が生きているのか確認してみました。今でもひっそりと稼働していました。
$ ps ax | grep canna
809 ?? Ss 0:00.51 /usr/local/sbin/cannaserver -u bin -inet

長い間放置したままでしたが、この cannaserver を活用してデスクトップパソコンとして活用している Debian Lenny や Squeeze の canna を使ってみようと思ったわけです。この共通の cannaserver にどんどん学習させておけばパソコンが異なっていてもいつも同じ学習状況で使えるので便利だと思ったためです。

早速 Debian Lenny や Squeeze へ cannna をインストールしてみました。uim-anthy がもともとインストールされていることもあって uim-canna をインストールしてみました。
# aptitude install uim-canna

インストールには依存関係から uim-canna の他 canna 本体のインストールが自動的に行われました。

インストールが終了しても canna の設定が反映されていない状況でした。そこで一度ログアウトとログインを行ってみました。するとちゃんと uim の設定項目に canna の設定項目が表示されるようになりました。

ここで cannaserver を設定する項目を発見して設定してみることとしました。localhost から webserver へ切替えるために webserver と記述してみました。しかしどうも webserver の cannaserver へ接続していないようでした。どうも設定方法が間違っているようでしたが具体的な設定事例をインターネット上で発見することができなくて困ってしまいました。

しばらく探しても見当たらなかったので外部の cannaserver へ接続することは宿題として後日解決するように努力することとしました。

最初に予定していた cannaserver の接続ができなかったこともあり uim-canna の動作状況を確かめてみることとしました。

kinput2 を使っていたときと違っていて変換の仕方が違っていました。全角スペースなどの変態的な変換(頭に@を付加する方法)が無くなっていて単純に必要とするキーを押しただけで入力できるようになっていました。意外と便利になっていることに驚きでした。

ただ kinput2 の時のような変換ができないことで困ったことは辞書登録などでした。これもインターネット上の情報を探し回ってようやく発見できました。uim のツールバーで日本語辞書ツールのボタンを追加させた後、この「日本語辞書ツール」ボタンを押して「辞書の編集」画面を出して辞書を編集するようになっていました。辞書は anthy 用と canna 用が独立して存在しているので注意が必要でした。anthy で登録していた文字を次々と cannna の辞書へ登録しました。anthy と canna の辞書を一括して変換してくれるツールが無いようなのでポツリポツリと辞書登録しなければならなかったのが少々辛かったです。

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