2011年2月24日木曜日

ThinkCentre A51 のマザーボード入れ替え


先日インターネット・オークションで入手した ThinkCentre A51 の中身を予定通り入れ替えました。

入手したばかりの ThinkCentre A51 を分解して掃除をしました。マザーボードを移設する予定でしたが、その他にも使える部品を確保するために一応全部の部品を掃除しておくこととしました。このように分解しておくと思い切った水洗いも出来るため便利です。筐体は廃棄する予定ですが念のために掃除をしておきました。


プロセッサの冷却ファンはいろいろ使い道があるため丹念に掃除をしておきました。これは以前紹介した通り水を含ませた筆でホコリを綺麗に掃除しておきました。掃除で付着した水分は掃除機で吸い取っておきました。


掃除が終わったところでマザーボードの交換作業を行いました。写真は新旧のマザーボードです。左側が新しく使用するマザーボードで右側が故障したマザーボードです。一見同じマザーボードのようですが、載せてある部品(電解コンデンサなど)の一部が異なっているのを発見しました。単に部品調達で互換部品を入手しただけなのか?何かの設計変更のためなのかは判りませんでした。

新しいマザーボードに 3.2GHz の Pentium 4 プロセッサとメモリ(512MB×2枚)を載せ替えた後、今まで使っていた ThinkCentre A51 の筐体へ組み込んでみました。


組み立て直した後、取り合えず動作確認を行ってみました。特に問題もなく動作しているようでした。しばらく memtest86 で負荷を掛けながらメモリテストを行ってみました。


問題がないことを確認した後、Windows 用メインマシンとして使用するために所定の位置へ戻しました。そしてここ数日間古いマシンで行っていた作業データを LAN 経由で取り込んで空白の期間を無くしておきました。


数時間ですがこの新しいマシンで作業をしてみました。どうもプロセッサ用のファンの回転数が高めのようです。以前と同じ条件のはずなのですがどうしたのでしょうか?もしかするとこれが正常なのかもしれません。プロセッサ用のファンで送り出された空気はヒートシンクの中を通り抜け、さらに後ろにあるサウスブリッジのヒートシンクに風を送っています。このことから前回壊れたマザーボードはファンの回転数が少なくサウスブリッジの冷却が上手く行かずサウスブリッジのチップが破損してしまったのではないかと想像しています。これであればフロッピードライブなどの周辺ドライブなどが認識しなくなってだんだんと壊れていったことも理解出来ます。その他電解コンデンサのパンクもなかったことも理解出来ます。
またもう一台 Debian Lenny で稼働している ThinkCentre A51 もほぼ同様のファンの回転状況です。このことからも前回の壊れたマザーボードはファンの回転数が小さめとなっていた(温度検知が低めだったのか?)のが故障の原因ではないかと想像しているところです。

しばらく熱くなっているサウスブリッジのヒートシンクの温度を気にしながら様子を観察してみようと思っています。

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