2011年2月26日土曜日

HP dx6100 ST を大掃除

ここ三日間に渡ってパソコン掃除三昧の日々です(笑)。

今日も天気がよく そして 黄砂が多かったようで遠くの山脈が見えない状況でせっかく洗ったパソコンが汚れるのが心配でした。

昨日のうちに筐体の前面と蓋が一体となった部分を水洗いしておきました。今日は本体の残りの部分の掃除を行いました。

まずは分解の前に動作確認からです。キーボードやディスプレイをつないで Puppy Linux 4.3.1 を起動させて各部の動作状況を確認しました。問題はないようです。


さて分解です。できるだけ分解を行って水洗いをしやすいようにしました。しかし CD ドライブやフロッピーディスクを固定する金具の部分が上手く外すことができなくて、これに伴って前面にある USB ソケットや LED ランプを外すことができませんでした。このまま水洗いをすることとしました。


水洗いには洗浄能力の高いアルカリ性の家庭用洗剤(マイペットなど)を使用すると電気接点となる部分に障害が出る可能性が高くなるため今回は使用しませんでした。今回は中性の食器用洗剤を使用して水洗いをしました。これであれば電気接点部分に障害が発生する可能性がアルカリ性洗剤より小さくなると思います。自分で水洗いをする時には自己責任でお願いします!

洗剤成分が残らないようにしっかり水を流して、水切りをしておきます。そして電気接点のある部分などに残っている水分を掃除機で吸い取りました。ここは念入りに行っておきます。


次に電源ユニットの蓋を開けて内部を確認しました。この電源ユニットの蓋は二枚の鉄板を組み合わせるようにしてある珍しい構造です。注意しながら開けました。内部にはしっかりホコリが詰まっていましたが筆で部品に付着しているホコリを掃き出しながら掃除機で吸い取りました。なかなか開くことのない部分なので入念に行っておきました。また冷却ファンを取り外して水を含ませた筆でしっかり洗っておきました。


電源ユニットの冷却ファンもかなり汚れていましたが、プロセッサのヒートシンクに付いている冷却ファンもかなり汚れていました。四本のネジで固定されていましたが、この内一本を外すことが出来なかったために写真のようにファンをヒートシンクからずらした形で掃除することとしました。


ヒートシンクのプロセッサと接触する部分には熱伝導グリスが付着しています。このグリスで汚れないようにラップや小さなビニル袋で覆って保護しておきました。こうしておけば手や周辺の部品が汚れることもなく、グリスをそのまま再利用することができます。


三つあった冷却ファンも綺麗に掃除をした後、マザーボードの表面や裏面を掃除機でホコリを吸い取り綺麗にしておきました。

濡れていた部品類がしっかり乾燥したところで組み立てを行いました。分解と逆順で行いますが、ついつい取り付け順番を間違えてせっかく取り付けたマザーボードを再び取り外すといった失態があったことは秘密です(笑)。

綺麗になった部品でパソコンを組み立て直したところで再びキーボードやディスプレイを取り付けて動作確認を行いました。無事に動作していました。


現在使用している大きなウェブサーバーをこのマシンへ置き換えようかと考えています。これからウェブサーバーで使用しているシステムの FreeBSD でちゃんと動作するかどうかを実際にインストールして確認する予定です。問題がなければそのままハードディスクを差し替えようと思っています。

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