2011年2月5日土曜日

日立 FLORA 330W を入手しました。

インターネットオークションで日立 FLORA 330W を入手しました。もちろんジャンク品となっているものを安価に落札してきました。早速動作確認をしてみました。


ハードディスクが欠品しているので CD ドライブから Puppy Linux をブートさせて様子を確認してみました。

BIOS 画面で何かの異常が表示されていましたが、Puppy Linux は無事に立ち上がりました。最近ジャンク品で全然動作しなかったものばかりだったので少しほっとした感じになりました。これなら使えると確信しました。

まず筐体の蓋を開いて内部の様子を観察を行ってみました。一部は高圧エアーでホコリが吹き飛ばされていましたが、まだまだ多くのホコリが残っている状態でした。プロセッサファンや電源ユニットのスリットの部分に大量のホコリが見えます。


そしてマザーボードの電解コンデンサをしっかり観察してみました。これは残念ながら1個の電解コンデンサがパンクしていました。この電解コンデンサのパンクの影響のなかディスプレイに表示される画面の背景にうっすらとノイズが乗っているように感じました。これは後で電解コンデンサを交換した後にノイズが発生していなかったことからこの電解コンデンサの影響であったことが判りました。


マザーボードの電解コンデンサを交換するためにマザーボードを取り外しました。それに伴って電源ユニットなども全て取り外して筐体を綺麗に掃除しました。

マザーボードの電解コンデンサを 100ワットのはんだごてを使って取り外して、以前別のジャンクマザーボードから取り外していた同じ容量の電解コンデンサへ交換しました。ただ耐圧が 6.3V から 10V のものへ変わりました。耐圧が高くなった分パンクしにくくなったものと思います。


電源ユニットについてはこれも蓋を開いて内部を掃除するとともに電解コンデンサの確認を行いました。この電源ユニットの電解コンデンサにはパンクはありませんでした。電源ユニットの電解コンデンサの交換は難しいので助かりました。


さらに電源ユニットをさらに分解してファンを取り出して綺麗に掃除しました。分解した後はちゃんと電源が動作しているか確認するために20ピンコネクタの4番品と5番品をクリップでショートさせて強制的に動作させたあと、各コネクタの電圧を測定して問題ないことを確認しました。


掃除を済ませた筐体に電源ユニットやマザーボードを組み込んで動作確認をしました。今回は手持ちのハードディスクを組み込んでハードディスクに事前にインストールしてあった Puppy Linux を起動させて問題ないことを確認しました。


これでしばらく動作させて異常ないことを確認することとしました。

この後このマシンを新しいウェブサーバーに仕立てようと思っています。現在の大きな IBM サーバー (Pentium 4 2.2GHz) からこの小さいものに置き換えたいと思っています。

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