2011年1月12日水曜日

フロッピードライブの不調

年末に NetVista M41 Slim のフロッピードライブが不調になっているのを発見していました。何せ中古品なのでいつどこかが不調になっても不思議ではありません。不調を発見した時には蓋を開けて内部のコネクタの様子を確かめるだけでした。もちろんコネクタをつなぎ直しただけで復旧したらこのブログの記事はありませんでした。

その後時間を見つけては少しずつフロッピードライブの不調を直そうとしていました。マザーボードと接続するリボンケーブル(普通のフラットケーブルではありません)を同型機種のものと交換したり、フロッピードライブそのものも交換してみました。しかし不調が直りません。

不調はフロッピーディスクをフォーマットしたり、書き込みをしようとすると書き込み防止キーを確認するように求められるものでした。しかしフロッピーディスクの書き込み防止キーは書き込みが出来るようになっています。


ケーブルもドライブも交換して同様の症状が出ることから、後はマザーボードだけとなっていました。そこで本体を分解してマザーボードを取り出して確認してみることとしました。

快調にパソコンを分解してマザーボードを取り出しました。せっかくなのでマザーボードのホコリも掃除しました。せっかく分解したのでこの機会に掃除をして気持ちよく作業が出来るようにしました。もちろんマザーボード上の電解コンデンサもパンクがないか確認しましたが運良くパンクは見つかりませんでした。


マザーボードをざっと観察してみましたが、特に問題はないようです。しかしフロッピードライブへつながるコネクタを観察すると何と1ピンありません。手元にある別種類マザーボードを確認したところ、ピン抜けはありませんでした。

これが原因だとその瞬間勝利を確信しました(笑)。

しかしマザーボードの裏面を確認すると本来ピンがあるべき位置にスルーホールなどの跡がありません。この背面の様子を観察するかぎりどうも最初からピンがないコネクタだったようです。


結局フロッピードライブの不調を示すそれらしい原因は結局見当たりませんでした。以前のライザーボードのようにしっかりとしたゴミやホコリが着いているなどを期待していただけにがっかりな結果となってしまいました。

せっかく分解したパソコンなので日頃掃除が出来ない部分を次々と掃除しておきました。


そして電源ユニットも分解掃除することとしました。もちろん内部の様子を観察して異常の有無を確認しました。この電源ユニットにも電解コンデンサのパンクはありませんでした。そしてかなり汚れていた小さなファンもしっかり掃除しておきました。


そしてパソコンを組み立て直したところで再度フロッピードライブの調子を確認してみました。
なぜか調子良く動いているのです。結果オーライな感じになってしまいました。

不調の原因が不明なままでは再度発生する可能性があるため不本意な結果となってしまいました。

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