2010年12月12日日曜日

VALUESTAR VL370/4 の純正ディスプレイ


ようやくメンテナンスを終了した VALUESTAR VL370/4 を友人へ引き渡しました。

友人宅へ VL370/4 を運び込んで純正の液晶ディスプレイの F16R11 へ接続したところ、やはり問題が発生しました。なんとも不思議な絵柄になってしまいました。とりあえず友人宅で調べてみたところ Puppy Linux 4.3.1 で xvesa を指定して画面を表示させると綺麗に表示されることが判明しました。

そこで ubuntu 10.10 でも vesa をドライバーとして指定すれば綺麗に表示されるのではないかと思って /etc/X11/xorg.conf を作っていろいろと触ってみましたがよい結果が得られない状況が続きました。そこで再度パソコン本体と液晶ディスプレイを持ち帰って再度設定 (xorg.conf) を見直すこととしました。

ネット上を検索してみると vesa だけでなく fbdev や nouveau にするとよいなどの情報がありましたがどれも上手く行かず、ひたすら xorg.conf の見直しを続けました。

そして結果として次の設定で表示させることができました。

 Section "Device"
   Identifier "Configured Video Device"
   Driver "vesa"
 EndSection
 
 Section "Monitor"
   Identifier "Generic Monitor"
   HorizSync 28.0 - 200.0
   VertRefresh 43.0 - 70.0
   Option "DPMS"
 EndSection
 
 Section "Screen"
   Identifier "Default Screen"
   Monitor "Generic Monitor"
   DefaultDepth 24
   SubSection "Display"
     Depth 24
     Modes "1280x1024"
   EndSubSection
 EndSection

この液晶ディスプレイの解像度は 1280x1024 ですが、なぜか上手く自動設定できないようで 1024x768 でしか設定できない状況であったため xorg.conf で手動で指定することとしました。

以下は改善前と改善後のディスプレイの表示の様子をデジカメで撮影したものです。緑色のラインなどが問題点です。

これは vesa ドライバーと xorg.conf で改善したディスプレイの様子です。どうですか綺麗でしょうというか、これが普通なんですよね。

これで綺麗な表示が出来るようになりました。きっと友人も喜んでくれるものと思います。

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